JR中央線・西武国分寺線・西武多摩湖線「国分寺駅」徒歩3分にある「リウマチ専門医」「糖尿病専門医」在籍のクリニックです。

骨粗しょう症について

骨粗しょう症は、骨の代謝バランスが崩れ、骨の強度が低下することにより発生する病気です。通常、私たちの骨は常に新陳代謝を繰り返しており、古い骨を壊す「骨吸収」と新しい骨を作る「骨形成」のプロセスがバランスよく行われています。しかし、このバランスが崩れると、骨の密度が低下し、脆くなってしまいます。

骨粗しょう症のリスク

自覚症状が少ない

骨粗しょう症は自覚症状が少ないため、知らず知らずのうちに進行することがあります。

骨折の危険性

骨が脆くなることで、わずかな衝撃でも骨折しやすくなります。特に高齢者においては、骨折が要介護状態に至る大きな原因となることがあります。

当院では、早期発見と早期治療が重要である骨粗しょう症の診断・治療に力を入れています。デキサ(DXA)法による骨密度測定を行い、個々の患者様に最適な治療計画を提案します。

骨粗しょう症は、適切な診断と治療により、その進行を遅らせることが可能です。骨の健康に少しでもご不安を感じたら、早めに整形外科の受診をお勧めします。骨粗しょう症のリスクを軽減し、健康な骨を保つために、当院が全力でサポートいたします。

治療法

骨粗しょう症は、骨の代謝バランスが崩れることで骨折の危険性が高まる病気です。その治療には、特に薬物療法が重要な役割を果たします。適切な薬の選択と使用は、症状の改善と骨の健康を守る鍵となります。

骨吸収抑制剤

骨吸収抑制剤は、骨の破壊(骨吸収)を抑えることで骨密度の低下を防ぎます。骨吸収の過程を遅らせることにより、骨折のリスクを減らす効果があります。

骨形成促進剤

骨形成促進剤は骨の新たな形成を助けることで、骨密度を高め、骨の強度を改善します。

カルシウム吸収促進薬

腸管からのカルシウム吸収を促進し、体内のカルシウム量を増やすことで骨の健康をサポートします。カルシウムは骨の構成成分であり、その量を増やすことは骨の強化に役立ちます。

痛みを緩和する薬

腰や背中の痛みなど、骨粗しょう症に伴う痛みがある場合には、痛みを和らげるための薬が処方されることがあります。

個々の患者様に合わせた治療

治療の開始時期や薬の種類は、患者様の年齢、症状の進行度、全体的な健康状態を考慮して主治医が決定します。骨粗しょう症の治療は、個々の状況に合わせたきめ細やかなアプローチが必要です。

骨粗しょう症の治療は、適切な薬物療法を通じて、骨の健康を維持し、骨折リスクを減らすことに重点を置いています。主治医の指示に従い、定期的な診察や治療のフォローアップを行うことが、治療成功の鍵となります。